「AG03とAG06はどっちを選べばいい?」
「歌枠をするなら、どんな機種がおすすめ?」
配信環境を整えるとき、マイクと一緒に検討したいのがオーディオインターフェースです。
特にXLR接続のコンデンサーマイクを使用する場合は、対応するオーディオインターフェースが必要になります。
この記事では、実際にYAMAHA AGシリーズとaudio-technica AT4040を使用して配信しているVTUNEO運営者の機材構成も紹介しながら、ゲーム配信・雑談・歌枠向けの5機種を比較します。
※運営者の使用経験があるのはYAMAHA AGシリーズです。それ以外の製品はメーカー公表仕様をもとに紹介しており、5機種すべてを実機比較した記事ではありません。
- オーディオインターフェースとは?
- VTuber向けオーディオインターフェース5選を比較
- ① YAMAHA AG03MK2|初めてのソロ配信に
- ② YAMAHA AG06MK2|コラボや複数入力に
- ③ Focusrite Scarlett 2i2 第4世代|歌・音声収録に
- ④ Steinberg UR22C|歌と楽器の収録に
- ⑤ Roland BRIDGE CAST ONE|ゲーム配信に特化
- 現役配信者の使用機材|AT4040+YAMAHA AGシリーズ
- オーディオインターフェースの選び方
- AG03MK2とAG06MK2はどっちがおすすめ?
- OBSとオーディオインターフェースの接続方法
- よくある質問
- まとめ|配信スタイルに合ったオーディオインターフェースを選ぼう
オーディオインターフェースとは?
オーディオインターフェースは、マイクや楽器の音声をPCに取り込んだり、PCの音声をヘッドホンやスピーカーに出力したりする機器です。
配信向けの製品には、マイク音量の調整やミュート、ループバックなど、ライブ配信で便利な機能を備えたものもあります。
VTuberにオーディオインターフェースは必要?
使用するマイクによって異なります。
USBマイクならPCに直接接続できる製品が多いため、必ずしもオーディオインターフェースを購入する必要はありません。
一方、AT4040のようなXLR接続のコンデンサーマイクを使う場合は、対応するマイク入力と電源供給を備えた機器が必要です。
マイクを選ぶ段階で、接続方式も確認しておきましょう。
VTuber向けオーディオインターフェース5選を比較
今回紹介するのは、次の5機種です。
| 製品 | 主な特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| YAMAHA AG03MK2 | フェーダー・ミュート・ループバック | ソロ配信者 |
| YAMAHA AG06MK2 | マイク2系統・配信向けミキサー | コラボ・歌枠 |
| Focusrite Scarlett 2i2 第4世代 | Auto Gain・Clip Safe | 歌・音声収録 |
| Steinberg UR22C | DSPエフェクト・MIDI入出力 | 歌・楽器演奏 |
| Roland BRIDGE CAST ONE | ゲーム音声向けのミキシング | ゲーム配信者 |
価格や在庫、付属ソフトは販売時期によって変わります。購入する前に最新の製品情報を確認してください。
① YAMAHA AG03MK2|初めてのソロ配信に
おすすめ:雑談配信・ゲーム配信・ソロ歌枠
YAMAHA AG03MK2は、配信向けの操作機能を備えたミキサー型オーディオインターフェースです。
主な特徴
- コンデンサーマイクに対応する48Vファンタム電源
- マイク音量を操作できるフェーダー
- 便利なミュートボタン
- PC音声を組み合わせられるループバック機能
- リバーブ、コンプレッサー、EQなどのエフェクト
- ブラック・ホワイトの2色展開
配信中にマイク音量を物理的に調整したい人に向いています。
マイク入力は基本的に1系統なので、一人で配信することが多い人に適しています。
注意点
複数のXLRマイクを同時接続したい場合は、次に紹介するAG06MK2なども検討しましょう。
こんな人におすすめ
初めてXLRマイクを使う人や、ゲーム配信・雑談配信でシンプルに音声を操作したい人。
公式製品ページ:
https://jp.yamaha.com/products/proaudio/live_streaming_gaming/ag/ag03mk2/index.html
YAMAHA ヤマハ / AG03MK2 W (ホワイト) ライブストリーミングミキサー 価格:25300円 |
② YAMAHA AG06MK2|コラボや複数入力に
おすすめ:コラボ配信・歌枠・複数マイクを使う人
AG06MK2は、AG03MK2より入力系統が充実した配信向けミキサーです。
主な特徴
- 2本のコンデンサーマイクを接続可能
- CH1・CH2の48Vファンタム電源
- ループバック機能
- ミュートボタン
- リバーブやコンプレッサーなどのエフェクト
- 楽器や外部音源の接続に便利な入力端子
二人でマイクを使用したい場合や、マイク以外の機器も組み合わせたい場合に選択肢になります。
注意点
ソロ配信だけなら、入力数を使い切らない可能性もあります。
必要な接続機器を整理してから選びましょう。
こんな人におすすめ
コラボ配信、複数のマイクを使った収録、歌や楽器を取り入れた活動を考えている人。
公式製品ページ:
https://jp.yamaha.com/products/proaudio/live_streaming_gaming/ag/ag06mk2/index.html
YAMAHA ヤマハ AG06MK2 W ホワイト ライブストリーミングミキサー 価格:30800円 |
③ Focusrite Scarlett 2i2 第4世代|歌・音声収録に
おすすめ:歌枠・歌ってみた・ナレーション収録
Scarlett 2i2 第4世代は、2系統のマイクプリアンプを搭載したオーディオインターフェースです。
主な特徴
- 2系統のXLRマイク入力
- 48Vファンタム電源
- 入力レベルを調整するAuto Gain機能
- クリッピングのリスクを軽減するClip Safe機能
- 音声のループバック機能
- USB-C接続
音声収録のための機能が充実しており、歌や声の録音にも使いやすい構成です。
注意点
配信専用ミキサーのように、各音源の音量を複数の物理フェーダーで操作する構成ではありません。
OBSや音声ルーティングとの組み合わせも確認しておきましょう。
こんな人におすすめ
配信だけでなく、歌ってみた動画やナレーションなどの音声収録にも力を入れたい人。
公式製品ページ:
https://focusrite.com/products/scarlett-2i2
Focusrite Scarlett 2i2 4th Gen オーディオインターフェイス 価格:28600円 |
④ Steinberg UR22C|歌と楽器の収録に
おすすめ:歌枠・楽器演奏・音楽制作
Steinberg UR22Cは、音楽制作にも利用できるUSBオーディオインターフェースです。
主な特徴
- 2系統のマイクプリアンプ
- コンデンサーマイク向けファンタム電源
- ループバック機能
- DSPエフェクト
- MIDI入出力
- マイクや楽器の収録に対応
配信だけでなく、歌や楽器を録音する人にも検討しやすい製品です。
注意点
製品の接続方法やDSP設定、ドライバーなどを事前に確認しておきましょう。
特に配信で使う場合は、OBSにどの音声が取り込まれるかテストすることが大切です。
こんな人におすすめ
VTuber活動と並行して、歌ってみたや楽器演奏、音楽制作も行いたい人。
公式製品ページ:
https://www.steinberg.net/ja/audio-interfaces/ur22c/
YAMAHA URX22C エレキギターDTM初心者セット 初めてのDTMにオススメ! steinberg UR22C後継機種 ヤマハ 価格:38000円 |
⑤ Roland BRIDGE CAST ONE|ゲーム配信に特化
おすすめ:ゲーム実況・ゲーム音と通話音を調整したい人
BRIDGE CAST ONEは、ゲーム配信向けに設計されたコンパクトなミキサーです。
主な特徴
- XLRマイク入力
- 48Vファンタム電源
- 配信者用と視聴者用の音声ミックスを分けられる構成
- マイク向けエフェクト
- ゲーム音声向けの調整機能
- 専用アプリによる詳細設定
ゲーム音声やチャット音声のバランスを重視する人に向いています。
注意点
マイク用XLR入力は1系統です。
複数のXLRマイクを同時に使用する用途には向きません。
また、ゲームや通話アプリの音声をどのようにルーティングするか、使用する環境に応じて設定を確認しましょう。
こんな人におすすめ
ゲーム配信を中心に活動し、音声ミックスの操作を重視したい人。
公式製品ページ:
https://www.roland.com/jp/products/bridge_cast_one/
Roland ローランド BRC-ONE [BRIDGE CAST ONE] ゲーミング・ミキサー 価格:29700円 |
現役配信者の使用機材|AT4040+YAMAHA AGシリーズ
VTUNEO運営者は、ゲーム配信や歌枠でaudio-technicaのAT4040を使用しています。
オーディオインターフェースにはYAMAHA AG03/AG06シリーズを使用しています。
現時点で機種の詳細な型番は未確認のため、この記事では特定モデルの使用レビューとして紹介していません。
AT4040を使用する際に必要なもの
AT4040はXLR接続のコンデンサーマイクで、48Vファンタム電源が必要です。
主に次の機材を組み合わせます。
- AT4040本体
- 対応するオーディオインターフェース
- XLRマイクケーブル
- マイクスタンドまたはマイクアーム
- モニタリング用のヘッドホンなど
AGシリーズの48V対応モデルなら、必要な接続条件を満たすか検討できます。
ただし、マイクの使用感や音質は部屋の環境、入力ゲイン、マイク位置、OBS側の設定などにも左右されます。
実際の使用経験と製品仕様は分けて考える
運営者が使っていることを確認できているのは、AT4040とYAMAHA AGシリーズの組み合わせです。
一方で、今回紹介したほかの4製品を実際に使用して比較したわけではありません。
それぞれの特徴はメーカー公式の製品仕様に基づいて紹介しています。
オーディオインターフェースの選び方
① マイクの接続方法を確認する
最初に確認したいのは、使用予定のマイクがUSB接続なのか、XLR接続なのかという点です。
USBマイクを使う場合、オーディオインターフェースが不要なケースもあります。
XLRマイクの場合は、対応するマイク入力を備えた製品を選びましょう。
② ファンタム電源に対応しているか
AT4040などのコンデンサーマイクでは、48Vファンタム電源が必要になる場合があります。
購入前に、マイクとインターフェースの両方の仕様を確認してください。
③ マイク入力の数を確認する
一人で配信するなら、マイク入力1系統でも足りる場合があります。
複数人での配信や対談収録を考えているなら、2系統以上の入力を持つ製品が便利です。
④ ループバック機能を確認する
ループバックとは、PCで再生している音声などを入力音声と組み合わせて、配信や録音に利用する機能です。
ただし、ループバックがなくてもOBS側で複数の音声ソースを組み合わせられる場合があります。
ループバック対応=必ず配信に必要、というわけではありません。
ゲーム音、通話音、BGMなどをどのように扱いたいか考えて選びましょう。
⑤ 音量調整やミュートの操作性を確認する
ライブ配信では、配信中に素早くマイク音量を調整したい場面があります。
物理フェーダーやミュートボタンがある製品なら、画面を切り替えずに操作できます。
一方、音声収録を中心に使うなら、録音補助機能などを優先する選び方もあります。
AG03MK2とAG06MK2はどっちがおすすめ?
YAMAHA AGシリーズで迷っている場合は、マイク入力が何系統必要かを考えるのがおすすめです。
| 比較項目 | AG03MK2 | AG06MK2 |
|---|---|---|
| XLRマイク入力 | 1系統 | 2系統 |
| 48Vファンタム電源 | 対応 | 対応 |
| ループバック | 対応 | 対応 |
| ミュート操作 | 対応 | 対応 |
| 得意な用途 | ソロ配信 | 複数入力・コラボ |
一人でゲーム配信や雑談をするならAG03MK2が候補になります。
複数のマイクや外部音源を使いたいならAG06MK2の方が柔軟です。
ただし、すでにAGシリーズを持っている人は、新機種に買い替える必要があるか、現在の接続数や使い方から判断しましょう。
OBSとオーディオインターフェースの接続方法
購入後は、OBSで音声が入力されているか確認しましょう。
基本的な流れは次のとおりです。
- オーディオインターフェースをPCに接続する
- メーカー指定のドライバーが必要ならインストールする
- マイクを接続する
- 必要に応じてファンタム電源を設定する
- OBSで音声入力デバイスを選ぶ
- 音声ミキサーのメーターが反応するか確認する
- 録画テストで音声を確認する
なお、ファンタム電源の操作は機器の取扱説明書に従い、接続変更時の操作にも注意しましょう。
ループバックを使用する場合は、OBSで同じ音を二重に取り込んでいないか確認することも大切です。
二重取り込みによって音が重なったり、意図しない音声が配信に入ったりする場合があります。
関連記事:OBS Studioの使い方・初期設定ガイド
よくある質問
Q. USBマイクでもオーディオインターフェースは必要?
基本的に、PCへ直接接続できるUSBマイクなら必須ではありません。
使用する製品や配信環境に応じて検討しましょう。
Q. AT4040にはどのオーディオインターフェースが使える?
AT4040はXLR接続で、48Vファンタム電源を必要とします。
これらに対応し、必要な入力仕様を満たすオーディオインターフェースが候補になります。
Q. AG03とAG06なら音質はどちらがいい?
まずは入力数や操作機能の違いで選ぶのがおすすめです。
単純に入力系統が多いから音質がよいとは限りません。
Q. 歌枠にはどのオーディオインターフェースがおすすめ?
歌枠で使うなら、マイクへの対応、モニタリング、エフェクト、音量調整などを確認しましょう。
歌ってみた動画の収録も行う場合は、録音補助機能やDAWとの相性も重要になります。
まとめ|配信スタイルに合ったオーディオインターフェースを選ぼう
今回紹介した5機種は、それぞれ得意な用途が異なります。
- YAMAHA AG03MK2:ソロ配信で操作性を重視する人
- YAMAHA AG06MK2:複数マイクやコラボ配信を考えている人
- Focusrite Scarlett 2i2 第4世代:歌や音声収録も重視する人
- Steinberg UR22C:歌・楽器・音楽制作にも使いたい人
- Roland BRIDGE CAST ONE:ゲーム音声のミキシングを重視する人
どれが一番よいかは、使用するマイクや配信内容によって変わります。
まずは接続したい機材と必要な機能を整理して、自分の配信スタイルに合った一台を選びましょう。


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